人生をやり直したい人達へ

逮捕、離婚、自己破産の経験あり。現在は複雑な気持ちでニートとなっています。私の経験が多くの人の正しく生きる材料になればと思いブログを始めました。

山口メンバーの書類送検と記者会見を自分の逮捕経験から考察してみました。

今回のニュースの件で検索して辿り着く人が多かったため、私の逮捕経験からどういった流れで書類送検に至ったのかを想像してみたいと思います。あくまで私の想像であり、被害者・被疑者双方へ迷惑のかかる様な事の無いよう読んでいただければと思います。

 

 

2月の犯行・被害届から山口メンバーが事情聴取を受けるまで

 

 2月にマンションへ呼び出された後に身の危険を感じた被害者は保護者へ電話で助けを求めた後にその足で警察へ相談へ行ったようです。本人が率先して行ったと言うよりは、保護者が憤りを感じて駆け込んだのだと思います。最新のニュースでも処罰感情が強いような印象を受けますのでネットで噂されているような示談金目当てやハニートラップだといった線の主張は可能性が低いでしょう。もしかしたらジャ〇ーズ事務所という大手事務所が相手であるため今後の不安が大きかったために警察へ本能的に駆け込んだのかもしれません。

 

 警察では被害届の受理についてはかなり慎重になります。検挙率に係ってくることもありますが、それよりも証拠が集めにくい今回のようなケースの場合捜査に非常に時間がかかってしまう事を懸念すると思います。おそらく被害者が未成年であるため、当初は生活安全課が聞き取りを行ったでしょう。生活安全課は風俗の許認可や少年犯罪も取り扱っており、最近では振り込め詐欺の対応もしているためとても忙しい部署です。そんな中で被害届を受理したという事は、被害者や被害者の保護者が相当切実に被害を訴えたのだと思います。

 

 もしかしたら当初は警察に対して「キスされた」というような感じではなく「襲われそうになった」とか訴えていたのかもしれません。

 

 警察では被害者の訴えを調書に取ります。「いつ・どこで・だれが・だれに・何をされたか」など、かなり細かく調書を作ったと思います。何故なら物的証拠がない犯罪の場合はこの調書こそが証拠となり後々裁判での資料となるからです。私は犯人の方でしたが、本籍や出生年月日、生まれた病院があった場所から始まりかなり細かく作成しました。はっきりいって無駄だと思いましたが…。

 

 被害者側の証言を聞いて調書を取った後は今度は被疑者(山口メンバー)側の捜査を始めます。おそらく電話で呼び出したとなっているので、通話履歴を取り寄せたと思います。同時に、マンションの場所がわかっているためそこの区役所へ「強制わいせつ罪に係る捜査依頼書」だったか名前は忘れましたが住民票や戸籍の開示を求める捜査書類を送ったと思います。事件では捜査一課が担当したとなっていますが、所轄の生活安全課だけでここまでやってしまうと後戻りができなくなるため本庁へ相談した上でこの時点で捜査一課が出て来ているのかもしれません。

 

 被疑者の戸籍や住所、通話履歴を調べて実際にマンションも見に行ったと思います。何故なら私の住んでたアパートも何回か見に来ていたらしく、朝の出勤時間等をチェックして任意同行する際にスムーズにいくよう下見をしていたらしいので…。被害者からの調書もできあがれば、後は本人へ聞き取りを始めます。芸能人でなければ普通はこの時点で逮捕状を請求して逮捕されます。社会的影響が大きい為、もし間違ってしまった場合の事を考えて逮捕はしなかったのでしょう。もちろんテレビにも出ているため逃げる恐れがないというのも逮捕を見送った理由の一つだと思います。警察としてももしかしたらこの時点では「あの山口さんが…?」と思っていた人もいるかもしれません。

 

 被害届を訴えるとこれらの書類を揃えたりするのに最低1ヶ月はかかります。なので記者会見で3月に知ったと本人が言っているのは本当だと思います。おそらくマンションへ直接捜査一課の人が来て事情を聴きたいので警察へ来てほしい旨を言ったのでしょう。捜査へ協力しない場合は逮捕状を請求するとも言ったのかもしれません。弁護士や事務所が知ったのは4月という事でしたので、この時は山口メンバーもまさかこんな大事になると思わなかったため本人のみの判断で任意聴取を受ける事になったのだと思います。私も正直「キスだけなのに」といった思いも少しありました。

 

 

事情聴取から書類送検されるまで

 事情聴取で山口メンバーはおそらく「あまり覚えてない」という風に言ったと思います。しかし、警察側では被害者からの細かな調書があるため、厳しく追及されたと思います。また、追及される中で山口メンバーは「正直に話さないと裁判で反省していないと思われるかもしれない」といった不安があったのかもしれません。

 

 今回のケースで警察のやり方が上手いなと思ったのは、逮捕しないで任意の事情聴取を始めた事です。(私の場合もそうだったのですが…)事情聴取の内容によってはもしかしたら逮捕されるかもしれないという考えを山口メンバーに与える事によって、大筋で容疑を認めるような供述調書を一枚作ったのだと思います。

 

 その内容において、山口メンバーも「キスはしました」というところまで言ってしまい、調書を作ってしまった事が大きな証拠の一つとなりました。おそらく山口メンバーの中で本当はどこまでやったのかわかりませんが、キスくらいなら警察に話してもいいだろうと思って言ったのだと思います。キスだけで罪になるのかどうかは私もわからないですし、もしかしたらマンションへ未成年を上げたこと自体が罪にとらわれるかもしれない。さらには余罪もあるかもしれない等と色々な考えが巡った中で、本人としても「キスはしたと思います」という調書の作成に妥協点を見出したのでしょう。

 

 弁護士から言わせると初動の対応としては間違ってしまったと思ったでしょう。一回目の任意の事情聴取ですから、本来であれば「酔ってて何も覚えていません」で突っぱねるのが一番だったと思います。ですが、警察の突然の訪問で、尚且つ逮捕もチラつかせられれば「キスしたところくらいまではまだ記憶がありました」等と余計な一言が出てきてしまうものです。

 

 記者会見で言っていた事と違い、一回目の事情聴取が終わり山口メンバーはすぐに弁護士と対応を検討したと思います。1ヶ月くらいアルコールの関係で入院していたとありますが、おそらくこれは起訴されないように反省して病院にも通っているという情状酌量のためのごく一般的な対応です。私も任意聴取された後、すぐに弁護士から病院(精神科)等にいって治療をしているアピール材料を作ってこいと言われました。実際検察の取り調べでもそれは聞かれて罰を受ける際に被疑者の+材料と判定されました。病院に入院していたというのは弁護士にすぐに相談したという証拠だと私は思っています。

 

 

なぜ事前に山口メンバーは話せなかったのか

 

 さて、最初の操作から2か月近く経って書類送検となりましたが、何故このタイミングまで誰にも言えなかったのでしょうか。3月に捜査されているというのが山口サイドに判明し、少々強引にかどうかはわかりませんが、事務所としては示談を取り付けました。示談の内容はもちろんわかりませんが、記者会見での「手紙」を発表するというのはもちろん条件の一つだったでしょう。

1.被害届を取り下げる

2.手紙を公表する

3.民事では争わない

といったあたりが示談の内容だと思います。

 

 今回のケースで大きな疑問の一つが示談をしているにも関わらず警察から検察への申し送り事項が4段階中最も厳しい「厳重処罰を望む」といったものだったという事です。(真偽は不明ですが)

 警察では捜査した書類を検察へ送る際に「厳重処罰」「検察に任せる」「不起訴だと思う」みたいな、あと一つ忘れてしまいましたが何段階かの方向性を決めて送るそうです。記者会見でそういった質問がありましたがもしかしたらネットのデマかもしれません。

 ただ、私的に何故厳重処罰になったのか考えてみて、可能性があるとすれば「警察の許可を得ずに山口サイドで一方的に被疑者側と接触し示談を取り付けた。」というシナリオが思いつきました。通常示談する時は警察や検察を通して話し合っていいか聞いてからやりますが、ジャ〇ーズ事務所から被害者の所属している芸能事務所を通して強引に連絡を取ったのかもしれません。通常こういった場合は証拠隠滅の動きと捉えられて警察は良く思いません。

 しかし、天下の大事務所ですから何もせずに書類送検されるよりは強引にでも示談の形にして警察の方で微罪処分として処理(書類送検をしない)してくれるかもといった期待はあったのかもしれません。まぁ強制わいせつ罪は思い罪なので微罪処分での処理は難しいとは思いますが…。

 何故厳重処罰になったのかの話に戻りますが、この強引な示談が悪影響したため警察の方で「書類送検・厳重処罰の意向」となった可能性も十分あるでしょう。前の記事でも書いたように昨年までであれば示談ができたこの時点で終わるような事件だったというのも何とも皮肉なものです。

 

 示談が終わり、後は「書類送検されるのかどうか」と「書類送検された場合マスコミにバレルか」が問題となります。何故山口サイドから書類送検まで音沙汰が無かったのかと言うと、書類送検された場合であっても示談が成立しているので不起訴(起訴猶予)となる可能性が高いと判断していたからだと思います。マスコミにさえバレなければ書類送検されたとしても不起訴になってこれまでと変わらない生活が送れたでしょう。その可能性に少しでもかけて発表を遅らせたのだと思います。

 私もギリギリまで言わなかったせいで「懲戒免職」となってしまったため今となっては捜査の段階でさっさと退職届を出していれば退職金も貰えたのにと後悔しています。

 

 

アルコールによる入院は本当か?嘘か?

 

 私の個人的な意見とすれば、本事件に関連してアルコール依存症や性趣向依存の治療実績のために入院していたのと、急に逮捕状が請求された場合やマスコミに捜査しているのがバレて自宅に殺到するケースに備えて入院していたのだと思います。特に捜査段階でマスコミが嗅ぎ付けるのは良くあることなので、それに備えての入院ではないのかと悪い方に考えてしまいます…。

 

 

長くなりましたが、実際に逮捕された経験があるからこそどういった経緯で捜査が進められ、また被疑者側ではどういった行動をとったのかを考察してみました。上記の内容は全て私の想像ですので、事実関係については今後の報道を待ってみたいと思います。